MARKETING

Webデザイナーに必要なポートフォリオの役割と作る意義

MARKETING 公開日:2018年09月18日 更新日:2019年08月03日

この記事はリニューアル前の記事です。

はじめに

最初に軽く自己紹介をしたいと思います。
現在香川県でフリーランスのWebデザイナーをしております、柴田篤史です。

2011年よりほぼ独学でWeb制作の勉強を開始。
2012年には東京のデジタルエージェンシーにインターン。
2013年から約5年間、東京のWeb制作会社でデザイン・コーディングなどの業務を行う。
2018年より地元香川に戻り『SHINKA』の名義でフリーランスへ転向。

ポートフォリオの役割

ポートフォリオって何?

簡単に言うと、クリエイターが自分の実績を掲載し、企業または世間に対してアピールするための作品集です。
Webサイト、製本したもの(ブック)、PDFにまとめたものまで、媒体は様々です。

※様々な業種でポートフォリオはありますが、ここで扱うポートフォリオとは、Webデザイナーのものを指します。

どんな人がポートフォリオを作るの?

  • Web業界に就職したい人(採用担当に向けて)
  • 他企業に転職したい人(採用担当に向けて)
  • フリーランスで活動しているクリエイター(営業用として)
  • 制作会社(会社案内の補完的な資料として)
  • 特に目的はないがせっかくなので作っておく人(ライフワーク)

なぜポートフォリオが必要?

  • 就職活動時、企業に対して提出すると自分の実績やスキルを最大限にアピールできる
  • 自分のサイトがあれば、そこから仕事の発注に繋がる(会社員・フリーランス問わず個人に対して)
  • クリエイティブな職業は一般的な履歴書などではスキル・実力などが判断しづらいため

ポートフォリオにはどんなことを書くの?

  • 自己紹介、今までの経歴、今後の展望など
  • 制作実績、作品集(実際に自分が作ったもの。担当した範囲も記載しておく)

まとめ

ポートフォリオを作る際の大前提として、ターゲットを明確にした方が良いでしょう。
就職・転職する際に企業に提出するものと、フリーランスなどで活動しており、企業(クライアント)から案件を受注したい場合などでは、構成・見せ方などが少なからず変わってくるからです。

また媒体も検討した方が良いでしょう。
WebデザイナーだからWebサイトを作る、というのはアピールになることには間違いありませんが、あえて紙媒体で制作してみるのも有効です。単純に紙媒体のものを制作することで、Webとは違う新たな視点が得られると思います。

自分の経験則になってしまいますが、グラフィックに強いWebデザイナーは大変重宝されます。
Webっぽいデザインよりも、紙・グラフィックのエッセンスをうまく取り入れたデザインの方が枠組みを越え、とても魅力的に感じます。

ポートフォリオを作る意義

ポートフォリオを制作するということは、自らと向き合うということ

すべてに当てはまるわけではありませんが、普段の仕事など、企業のホームページなどを制作する際は、クライアントやディレクターがすでにコンテンツを用意している場合がほとんどです。またコンテンツがなかったとしても企業やサービスなどの場合、すでに明確なコンセプトが存在しているので、生み出しやすいです。

それに比べて自らのポートフォリオは、自分自身を見つめ、制作するもの。
なのでポートフォリオを制作するということは、自分自身と向き合い、対話する必要があるのです。

自分のこれまでの全てが曝け出される、ある意味一番制作が難しいコンテンツかもしれません。(自分のストロングポイントを熟知している方などは別かと思いますが)
またポートフォリオのデザイン・構成にルールはありません。例えば企業サイトや、ウエディングのサイトなどは、『それっぽい』デザインやトーン&マナーが存在しますが、ポートフォリオサイトは個人によって、世界観が変わってきます。
あまり難しいことを考えずに、自分の好きなように制作するのが、一番の近道かもしれませんね。

尊敬しているデザイナーに言われた「で、おめえ何作ったの?」

直接私に向けて言ったわけではありません(笑)
尊敬しているデザイナーの方がいるのですが、その方がTwitterでそう発言されているのを見て、胸に刺さりました。

企業に勤めていて、機密保持契約で自分が制作したサイトの多くが公開出来ない私には特に響く言葉です。
今すぐポートフォリオを制作する必要がなくとも、今企業にお勤めの方は事前に案件のクレジットが公開可能かどうか、調べておいた方が良いでしょう。

もし公開出来ない場合は、クレジットを公開するようにしている制作会社に転職するか、プライベートワークを行い、実績を増やした方がいざという時、ポートフォリオに掲載する実績がない!ということを防げるので…。

自分が思う完璧なポートフォリオなんて一生出来ない

私はかれこれ、5年程Webデザイナーとして活動しております。学生の頃も含めれば、もうちょっと長いですね…。
その間、一度も自分のポートフォリオを作ったことはありませんでした。
学生の時に行った就職活動では、メールに作ったサイトのURLを書いて送ったり、面接時にiPadにデザインカンプを入れて見せていたぐらいです。授業で紙のポートフォリトも作りはしましたが、結局製本するまでには至りませんでした。

なぜ作らなかったのか?それはいつもこんなことを考えていたからです。

  • もっと実力をつけてから、スキルを伸ばしてから作ろう
  • Web解析の資格をとって、PDCAを回せるようになってから作ろう
  • 自分なんかの実力じゃまだまだ…。失敗したらどうしよう
  • 毎日仕事で忙しい、作る余裕なんかない。リソース100%注ぎ込んだ力作にしたい

結局、5年ほど経ちました。

半端に完璧主義者だと、何かと理由をつけて結局作らないまま時が過ぎていくだけでした。
確かにデザイナーたるのも常に目標を高く持ち、上を見ることは大事です。
ですが、宇宙が常に膨張し、日々大きくなっているようにWeb業界も日進月歩で進化し続けています。
上を見続けても切りがありません。

今の自分が持っているスキルで、そのスキルを求めている人に対して届けることも大切なことではないでしょうか。
勝手に自己嫌悪し、自分で自らの価値を下げるのはもったいないですし、それは可能性を閉じる行為だと思います。

おわりに

前職の伝手や、友人が地元のWeb制作会社にいたりなど、特に仕事には困っておらず、Webサイトの必要性もそんなに感じてはいない…という言い訳を自分の中でしていたのですが、前述した尊敬しているデザイナーの方の発言を見てから、急いで着手し、5日間ほどで制作しました。サーバーやドメインなども昨日取得したばかりです。

なので、駆け足でコーディングした部分があったり、デザインした部分とライブコーディングでフィーリングで制作した部分があったりで、サイトとしての統一感がブレていたり、CMSを導入していないので、Blogを更新するのに一々静的ページを作らないといけない…などなど課題は山積みです。ですが、その山積みの課題は、作る前にはなかったものです。

これから自分と一緒に、このサイトも成長していきます。やりたいこともたくさんあります。
5分で作ったロゴをリデザインしたり、ブログを別ドメインで独立させたり、デザインのギャラリーサイトを作ったり、いっそ長期のスケジュールを組んで今度は設計から取り組んでリニューアルしてみたり、新しい表現を取り入れたり…。

話が少し脱線してきましたが、私は今回自分のポートフォリオサイトを制作してみて、非常に多くの学びを得ることができました。今現在、自分のポートフォリオサイトを持っていないWebデザイナーの方は、これを機に制作してみてはどうでしょうか。きっと、今まで見えてなかった、新しい自分の一面を知れるはずです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

『SHINKA』はWeb制作におけるデザイン、HTML・CSSコーディング、スマートフォンサイト、CMS導入まで、クライアントの方々の多様なニーズにお応えし、よりプロフェッショナルなWebサイト制作を目指します。
ご依頼やご質問などございましたら、是非お気軽にお問い合わせください。今後ともSHINKA - Web Design Studio -をよろしくお願い申し上げます。